もう7月じゃん。
この前ハリウッド映画のアジアでのリメイクのことを書いたけど、チャン・イーモウの新作「Amazing Tales: Three Guns」もそうらしい。
で、驚いたのが元ネタがコーエン兄弟の「ブラッド・シンプル」(84)なんですよね。
どんな感じなんだろか。
IMDbでキャストを調べてみると「ブラッド・ブラザース/天堂口」(07)のスン・ホンレイやイーモウ監督の前作「王妃の紋章」(06)のニー・ターホンなど4人の男優の名前があるだけで女優がいない。
となると、オリジナルでフランシス・マクドーマンドがやったのは男に変えてるのかなと思われます。
オリジナルは「色と欲」の絡み合ったところが面白かったんだけど、やっぱり中国を舞台にすると「色」の部分に制約がかかっちゃうからかなと勝手に想像したり。
でも、気になる映画ではありますね。
さて6月の劇場での鑑賞は
6/6「ハゲタカ」(09) TOHOシネマズ川崎
6/13「レスラー」(08)チネチッタ川崎
6/28「それでも恋するバルセロナ」(08) 109シネマズ川崎
以上、3本。
最近は家でもあまりウディ・アレンの映画を見返すこともなくなってるけど、新作となるとやはり気になっちゃって公開2日目に見てきました。
で、見終わっての感想はというと。
「変わらねぇなあ」ってこと。
相変わらずの恋愛バカジジイですよ、アレン爺は。(笑)
なんたって今回は三角関係ならぬ四角関係ですから。
キャストはモテモテの画家にハビエル・バルデムが扮し、スペイン語に英語にと「ノー・カントリー」(07)の無口っぷりとは正反対の大活躍。
で、彼にコロッといっちゃうアメリカ娘のクリスティーナとヴィッキーには新しきアレン映画のミューズのスカーレット・ヨハンソンとレベッカ・ホール。
で、この3人に芸術的才能を持ち合わせ、その上とゆーかその為というか、ちょいクレージーなバルデムの元妻であるペネロペ・クルスが加わってというお話。
まあまともに撮ってたらドロドロしたものになっちゃう話なんだけど、その辺はアレン爺もヴェテランですね。
今回はいつもよりナレーションを多用しパッパとストリーを進めて90分にまとめていて、中身の割にはサラッとした仕上げを施してます。
なんか気取ったレストランじゃなくて、町の洋食屋さんで出てくる食事みたいな感じですかね。
相変わらずだなという印象はなにも恋愛をテーマにしてるからというだけじゃなくて。
「人生は短い。そして惨じめで、退屈なもんだ。」
この皮肉屋らしいアレンの人生観は過去何度かお目にかかったものだし、この映画では「三角関係が一番安定してる」なんてゆー最高の皮肉もアレンは用意してる。

ん、このバルデム、ちょいR・ダウ二ーJRに似てない?
他にも舞台道具として遊園地が出てくると「ギター弾きの恋」(99)や「アニー・ホール」(77)、「カイロの紫のバラ」(85)とかを思い出すし、自分のアーチストとしての才能に不安を持つスカーレット・ヨハンソンのキャラクターなどは「ブロードウェイと銃弾」(94)の才能無き劇作家ジョン・キューザックと才能溢れる素人チャズ・パルミンテリの関係を思い出したり。
で、御年73歳のアレン爺のご意見はどうなんだろってことだけど。
「人生は短い。だからいろいろ有りで良しとしましょ」
ってところなんじゃないかな。
まあアレンらしいといえばそれまでですけど…。
でもやっぱり年の功といいますか、悩んだままで終わったりはしなくなったんだとは思いました。
さてさてそんなアレン爺の新作は「メリンダとメリンダ」(04)以来5年ぶりにニューヨークを舞台にした「Whatever Works」(09)で7/1に公開されました。

また若い女の子に手出してる。懲りない爺様です。(笑)
公式サイト
前作の「Cassandra's Dream」 (07)が未公開のままだけど、この新作もキャストがかなり地味なんで心配です。
で、その後はまたロンドンを舞台にした4本目の映画を撮るようで、こちらはかなり豪華なキャストです。
ナオミ・ワッツ、アントニオ・バンデラス、ジョシュ・ブローリン、アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマンとビッグ・ネームがズラリ。
ん、スカーレットは用済みか?
最後にDVDですけど…。
「トパーズ」(69)
「ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ」(07未)
「ふたりの人魚」(00)
「天安門、恋人たち」(06)
といったとこ。
サイモン・ペッグ主演の「ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ」は普通に面白いコメディ。
どの映画でもこの人は嫌らしさが無いのが良いです。
中国のロウ・イエ監督の「ふたりの人魚」はカメラワークが面白く、一人称になったりして飽きさせない。
話のほうはヒッチコックの「めまい」を思い起こさせる話で、それでいて純粋な恋愛映画でといったもので、気に入りましたね。

二役のジョウ・シュン。魅力爆発!千客万来?
↓ランキングもどーか、ひとつ。


「ふたりの人魚」は良かったですか!この作品、公開当初に旅行先(おそらく香港だったような)の映画館で観ました。が、当然のごとく中国語がわかる訳もなく(当時は中文字幕で何とかなるだと甘く見ていた)内容は殆ど理解できず(TT)。日本語版が出たら観直そうと思っていたので今度借りてきます^^
TVの「ハゲタカ」が面白かったのは大森南朋演じる鷲津がヒーローでもありヒールでもあるというとこだったわけで、それに比べると映画版は予想どおり玉山鉄二がヒールで大森がヒーローと単純化された分面白みが無くなってます。
かといって栗山千明との関係に変化があるわけでもないし。
まあTVの2時間スペシャルとかによくある展開ですね。
>ふたりの人魚」は良かったですか!この作品、公開当初に旅行先(おそらく香港だったような)の映画館で観ました。
そーですか。
ぼくは今、無性に香港に行きたくて。(笑)