2009年08月31日

ほったらかし。。。

ほぼ一か月ぶりの更新です。
別に公私ともにそんなに忙しかったわけじゃあないんだけどね。
まあ相変わらず家事もやってはいるけど…。
なんとなくの放置ですわ。

7月は「サンシャイン・クリーニング」を見ただけだったんだけど、今月はなんやかやと気になる映画があってあちこち見てきたんで、ちょこっとメモ程度に書いときます。


shikisoku1.jpg


7月
7/12「サンシャイン・クリーニング」(09)109シネマズMM横浜

8月
8/9「3時10分、決断のとき」(07)109シネマズ川崎
8/13「コネクテッド」(08)有楽町スバル座
8/16「色即ぜねれいしょん」(09)チネチッタ川崎
8/21「山形スクリーム」(09)ヒューマントラストシネマ文化村通り
8/30「セントアンナの奇跡」(09)TOHOシネマズ・シャンテ

以上、なかなかバラエティに富んだ6本ではありました。

で、最初は「サンシャイン・クリーニング」。
「リトル・ミス・サンシャイン」でオスカーを受賞したアラン・アーキンも出てるとあってか、宣伝では「リトル…」のチームが再結成となってるけど、出来はちょっと差がありです。
主人公のエイミー・アダムスは学生の頃こそチアガールとかやっちゃって割とイケてた女の子だったけど、今ではまるで人生ドン詰まり。
なんとかせねばと始めたのが事件現場のクリーニング業。
さてこのお仕事、最近では「ザ・クリーナー/消された殺人」(07)でサミュエル・L・ジャクソンもやってて「スターのお仕事」の最近のトレンドのひとつかな?

共演でお気に入りのスティーヴ・ザーンが相変わらずのどーしよーもない男をやってて、アダムスの不倫相手だったのを筆頭に出演者はみんな良かったんじゃない。
でも事件現場の清掃ってのが目新しいだけだったかな。
お話が薄っぺらな印象は否めない、といったとこでした。


お次は「3時10分、決断のとき」。
これオリジナル版はガンファイトの無い西部劇という変化球の小品佳作だったんだけど、今度のリメイクはその辺を現代向けにしてガンファイトもたっぷり。
そんでもってオリジナルではヴァン・ヘフリンが演じた農夫をクリスチャン・ベイルにやらせてお相手はラッセル・クロウとゆー組み合わせで堂々とした西部劇に大変身です。
なんか近所のおばちゃんっぽく、「あらぁ、しばらく見ない間にすっかり立派になっちゃってぇ」みたいな感想。
出来の方も上々だとは思うけど、エルモア・レナードのファンから言わせてもらうとガンファイトが無いあたりがいかにもレナードらしさだったとも言えるんだけどね。

レナードと言えばレナードの著作を数多く翻訳している高見浩さんがパンフレットに執筆されてるんだけど、そこで面白レナード本ベスト3が挙げられてます。
それはね、
「野獣の街」
「キルショット」
「ゲット・ショーティ」

やっぱ「キルショット」入ってるんだよね。


続いては香港映画初のハリウッド作品のリメイク。
この「コネクテッド」は期待通りの娯楽作に仕上がってました。
好きですねぇ。
アクションはオリジナルより遥かに面白いしね。
なんかダメ押しが効いてるんだよね、香港アクションは。
昔は香港映画っていかにもチープな感じで、そこがイマイチ乗れなかったんだけど、今の香港映画はその辺がちょうどイイ感じです。
なんかね、80年代から90年代にかけてのハリウッドに近い感じなんですよね。
このままあんまり合成とかに頼らないでくれるとしばらく楽しめそうです。


前売りだけ買ってあって昨日(30日)慌ててみてきたのが「セントアンナの奇跡」。
「インサイド・マン」を見た時に、スパイク・リーってこんなに巧い監督さんだったっけって思ったんですよ。
何となくテーマ優先でテクニックは二の次の人って刷り込みがされてたんですよね。
それがあっさりと面白い娯楽映画を作っちゃったもんだから、アレレって感じで。
だから「セントアンナ…」にも期待してたんですよ。

で、出だしこそはいい感じだったんだけど…。
なんだか後は物語をただなぞるだけとゆー代物でした。
悲惨な話は映画の中でいっぱい出てくるし、感動する話もある。
でもね映画にするなら物語を語るだけじゃなくて、映像で見せてくれなきゃ。
それにこの映画には「ドゥ・ザ・ライト・シング」にあった"怒り"もないし。
ダメ押しはラスト。
おいおいこれじゃ「ショーシャンクの空に」じゃんって誰もがツッコミを入れたくなるよーなラスト。
見てる方が恥ずかしいって。
誰か止める奴おらんかったんかい!
「ショーシャンクとそら似」ですって。


あとは邦画が2本。
「色即ぜねれいしょん」は普通に青春映画としては面白いけど、みうらじゅん×田口トモロヲのタッグにしては普通すぎるんとちゃう?
ラストの学祭のライブのシーンは主演の渡辺大知のミュージシャンとしてのポテンシャルが発揮されてて良かったっす。
主人公はギターで自作の曲を作ってはカセット・テープレコーダーに吹き込んでるんだけど、どれも吉田拓郎のパクリみたいな曲で中でもツボだったのが「人間なんて」ならぬ「セックスなんて」。
歌詞はもちろん「セックスなんて、ララ〜ラ〜ラララ〜ラ〜」ですよ。
これをオリジナルとは正反対のひそひそ声で歌うのが笑えた。


「色即…」と同じく役者が監督なのが竹中直人の「山形スクリーム」。
ホラー映画というよりはコメディ。
パロディといっても「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン」とは比べもんにならない。
でもねぇ、なんか憎めない映画です。
良くも悪くも“映画マニア”竹中直人が出てる映画です。

あとこれはやっぱり成海璃子がいいんだよなあ。
「罪とか罰とか」でもひとりだけオチャラケてなくて、それは映画全体のバランスとして正解だったんだけど、今回もひとりちゃんとしてた。
その「ちゃんとする」ってのは、笑わせようとしないってだけじゃなくて、可愛く見せようとしないってとこ。
スクリーンの中で無防備に両手をダラーッと垂らした彼女はそれだけで存在感だしまくりでした。
しかも最近ポッチャリしてきてるから尚更イイ!
昔、こんな感じの女優がいたかなあと考えて思い出したのが「ホテル・ニューハンプシャー」ジョディ・フォスターでした。
彼女も「ホテル…」の時はもうパンパンでしたね。
この先どうなっちゃうのと心配しちゃうくらいだったけど、でも「ホテル…」のジョディはメチャクチャ良かった。
逞しくて。
でもそれでいてか弱くてね。

さてさて成海璃子ちゃんの次作は青春小説の映画化の「武士道シックスティーン」で共演は北乃きい(それにしてもこのネーミングのセンスはなんかたけし軍団っぽいといつも思ってしまう)。
今度の璃子ちゃんは剣道のエリート剣士役だそうです。
「剛」の璃子ちゃんVS「柔」の北乃きいといった感じみたいです。
楽しみ。

「武士道シックスティーン」公式サイト



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posted by 5011 at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ショーシャンクとそら似」…(爆)
『ドゥ・ザ・ライト・シング』くらい観ておかねばなと思い、いまだ未見(笑)
スパイク・リー作品は、『マルコムX』と『ゲット・オン・ザ・バス』くらいしか観た記憶がないnbmです。

今の璃子ちゃん、かわいいですよね!ほんとにパンッパンで!
うちでも、正直『山形スクリーム』は映画作品としてはどうでもいいんだけど(笑)「璃子ちゃんが観たい!」とCMを見る度に夫婦で騒いでいます。
次回作はきいちゃんと共演ですか。きいちゃんも、素の言動を見ていると、とてもフツーのお嬢さんで、そこが好感が持てるところなのですよね。
Posted by nbm at 2009年09月02日 14:51
nbmさん、どーも。

>うちでも、正直『山形スクリーム』は映画作品としてはどうでもいいんだけど(笑)

そうそう。(笑)
それって正しいと思います。
まあ「璃子ちゃん指数」は「山スク」よりも「罪罰」の方が高いです。
でも「山スク」では璃子ちゃんのお父さんが岩松了というキャスティングが絶妙でありました。
でもってお母さん(岩松了の後妻なんすけど)がクリスタル・ケイというのもかなりスーパーなキャスティングでしたよ。
な〜んにも考えたくない時など、是非DVDで確認してみてちょ。
Posted by 5011 at 2009年09月03日 21:25
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