でも久しぶりに時計をすると、なんか気分が変わりますね。
まあ何が良いのって言われると困るんだけど、初めて自分の腕時計を持ったときのことを思い出したりもしました。
ぼくがはじめて自分の腕時計を買ったのは高校に入った時。
その頃はデジタル時計って、まだあまりなかったように思います。
なんせデジタルの腕時計の代名詞ともいえるカシオのGショックが発売される前の話ですからね。
そんなこんなで、きょうは映画の中に出てくる「腕時計」の話です。

「主人公は僕だった」で使われてたのはTIMEXの時計。
最近はネットでも「映画「○○」で誰某が使ってたモデル」みたいなのをよく見ますよね。
でもそのほとんどが映画の内容に深く関連してるわけではないようで。
例えば「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 」(03)で織田裕二が使用してたのがWengerだとか、「Mr.&Mrs.スミス」(05)でアンジェリーナ・ジョリーがしてたのがTissotだとか。
2本ともちゃんと見てないけど、ただ登場人物が着用してますってだけで映画のストーリーとは関係なさそうな。
その点、「主人公は僕だった」では生真面目で堅物な主人公の性格を表現する小道具の一つとして上手く使われてました。
ビリー・ワイルダーの映画を例えに出すまでもなく、小道具の使い方のうまい映画は面白いもんです。
で、Gショックですけど。
来年が発売25周年だそうです。
なんでも前にタモリの「トリビア」見てたら、Gショックの偽物を作られないようにカシオはA~Gまでの商標登録を済ませてあるみたいです。
「Cショック」なんてバッタもんありそうだもんね。
そう言えばTV「タイガー&ドラゴン」ではロレックスならぬ、レロックスの腕時計が出てきましたね。
ああ、そうそうGショックですけど。
これもやっぱり映画の中ではあまり重要な役割でもない感じです。
「ミッション・インポッシブル2」(00)でトム・クルーズが使ってたり、「スピード」(94)でキアヌ・リーヴスが使ってたのもGショックなんだって。
やっぱり「デジタル時計」って、なんかアクション物とかスパイ物には欠かせないアイテムなんでしょうね。
男の子のオモチャみたいな側面もあるでしょうし。
ぼくが子供の頃はデジタル時計はなかったけど、カッコイイ腕時計っていったらウルトラ警備隊の無線機になるやつとかジャイアント・ロボの操縦器になる腕時計だったな。
映画の中でそんなスーパー&ハイテク腕時計はなかったっけ?
ジェームス・ボンドとかは使ってそうですよね。
ジャッキー・チェンの「タキシード」(02)はジャッキーのアクションとハリウッドの娯楽性が程よくブレンドされた感じの映画だったけど、この映画でジャッキーがしてる腕時計はそんな夢の一品。
この映画に出てくるタキシードは、それを着るとスーパーな威力を身につけられるというスパイ・アイテムで、その機能をコントロールするリモコンになるのが腕時計でした。
なんとこのタキシード、腕時計の「ダンス・モード」をセレクトするとタンゴだろうがマンボでも何でも踊れちゃうというのが笑えた。
単なる時計メーカーの宣伝じゃなくて、映画の内容に関わる腕時計のこともいくつか紹介しなきゃね。
「タイムボンバー」(91)はマイケル・ビーンとパッツィ・ケンジット共演のアクション映画。
この映画でビーン演じる主人公エディ・ケイは傭兵になるために過去の記憶を消された男で、今では時計職人をしている設定。
一方の精神科医のケンジットとの出会いは、彼女の父親の形見の腕時計の修理を頼みに来たことでした。
「ミッドナイト・ラン」(88)のロバート・デニーロは、いつも腕時計がちゃんと動いてるかどうか確認してました。
指で文字盤を叩いてみたり、耳に当てて音を聴いてみたりしてた。
デニーロに護送されるチャールズ・グローディンが新しいのに変えればいいじゃないかと言っても耳を貸さず。
映画が進むにつれて二人の間に信頼関係が出来てくると、デニーロはこの時計が別れた女房からプレゼントされたものだということをグローディンに教えます。
頑固で偏屈なこのジャック・ウォルシュという主人公を観客が更に好きになってしまう瞬間でもあります。

この映画はmicchiiさんのとこで知ったんですけど、面白かったなあ。
micchiiさん曰く、どこまでも愛おしい作品とのこと。
同感ですねえ。
原作は以前記事にしたジョニー・トー監督の「ターンレフト・ターンライト」(04)と同じジミーという人の絵本。
(ジミーの絵本についてはTKATさんのとこで詳しく紹介されてます)
この映画はクリスマスの奇跡の話で2組のカップルの話が描かれる。
その1組がトニー・レオンとミリアム・ヨンのカップルで、二人とも目が見えないという設定。
この設定があることも手伝ってか、この映画は実に小道具の扱いが上手かった。
そして、その小道具のひとつが盲人用の腕時計でした。
ぼくはこの映画を見て盲人用の腕時計があるのを初めて知ったんだけど、盲人用の腕時計って文字盤のガラスがパチッて開くんですね。
そして長針と短針の角度と文字盤の数字の点字で時刻が分かるようになっているようです。
映画の中ではラストでこの時計が大事な役割を持ってました。
やっぱり小道具が上手く使われてる映画はいいですねえ。
じゃあワイルダーやヒッチコックの映画がなぜ出てこないのかって?
うーん、思い出せない!
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腕時計か〜。映画を観てて今まで全く意識してなかったです。『サウンド・オブ・カラー』も5011さんの記事を拝見し、そーいやそうだったと思い出す始末。
唯一思い出すのはアメリカドラマ『ナイトライダー』で、車を呼び出すのに無線機が付いた腕時計を使ってたようなそうでないような・・・(違ったっけ?)。
5011さんの記事を見てると忘れてた記憶がよみがえり、頭の活性化に良いです(笑)。
実は、私がハミルトンのカーキ・シリーズ愛用者なので、確か青島もカーキをしてたはずだなって記憶にあって…。調べてみたら、こういうことでした(笑)しかも、織田裕二の私物を使ったりしてたらしいです。
ハミルトンの時計は、映画やドラマに登場することが多いようです。「ブルー・ハワイ」でエルヴィス・プレスリーがしていた文字盤が三角形のベンチュラというタイプは、「メン・イン・ブラック」でウィル・スミスに授けられたものでもあります。「2001年宇宙の旅」では、キューブリックが未来時計をハミルトンに製作依頼したことが知られてます。当時はデザインだけでダミーだったようですが、後に復刻というかホンモノが作られたりしてます。
実は、デジタル腕時計を世界で最初に作ったのは、ハミルトンなんですって。びっくりです。おかげで勉強になっちゃいました。
ワイルダーで小道具というと、自分はやっぱり『アパートの鍵貸します』ですね。
割れた手鏡、テニスラケットの上に残った1本のスパゲッティ、ラストのシャンパンの使い方、名人芸ですね〜。
あと、以前5011さんも記事にされてましたが、『情婦』のチャールズ・ロートンの眼鏡も印象的でしたね。
そう思えば腕時計って男性の方がこだわりがありそうですよね。あたしなんかは毎日使うわりに未だに安物のクォーツで、特に高級なものとか限定品とか欲しいとは思わないな。映画でも女優のしていた時計ってあまり思い浮かばないです。話題になるのはアンジェリーナ・ジョリーが使っていた、みたいなカッコイイ物だし。時計をチェックするところって女性らしい仕草に見えないのかも。
盲人用時計、作品自体は思い出せないのですがあたしも映画で見て初めて知りましたよ。
「サウンド・オブ・カラー」は腕時計の映画を思い出してる時にドンピシャで見ちゃったもんで。
ZIPPOのライターを持ってる人が蓋をカチャカチャやるようにトニー・レオンが時計の蓋をカチカチ鳴らすのがいいんですよね。
ラストの布石にもなってるし、二人の親密さも表しててね。
さすが腕時計フェチ。(笑)
ハミルトンのカーキは知ってますよ、あれは可愛い。
プレスリーやら「2001年宇宙の旅」とかで使用ということはハミルトンってアメリカのものなんですね?
時計っていうとスイスって思っちゃうんですよね、おじさんは。
TISSOTも昔はTVの賞品なんかによく出てて「スイスの高級腕時計、チソットをプレゼント」なんてやってたなあ。
>実は、デジタル腕時計を世界で最初に作ったのは、ハミルトンなんですって。びっくりです。
豆知識、頂戴しちゃいます!
ほんとワイルダーは上手いですよね。
でもヒッチコックが全然思い出せないんですよね。
腕時計とかってサスペンスには欠かせないもののような気がするんですけどね。
TBありがとうございます。
また面白い香港映画教えて下さい。
まあ、まずは「黒社会2」が見たいですけど。
>時計というと「パルプ・フィクション」でのクリストファー・ウォーケンと金時計のエピソードが好きです。
ブルース・ウィリスが子供の頃のやつでしたっけね。
>時計をチェックするところって女性らしい仕草に見えないのかも。
確かに腕時計を見る女性の姿ってあまり絵としてはパッとしないかなあ。
だとすると、やっぱり腕時計って男の玩具なんですかね。